有度山遊歩道で体力づくりのおさんぽ!!
最近、体力の衰えを感じていませんか？
太り過ぎでダイエットしなきゃと思っていませんか？
今度の健康診断が心配ではないですか？
すいません、全部私のことです…
こんな心配を抱えた私が、ちょこっとのすき間時間に運動のために通っている場所、有度山遊歩道をご紹介します。
有度山遊歩道とは
有度山（うどやま）遊歩道とは、いわゆる日本平として知られる山にある遊歩道です（有度山の山頂周辺を日本平と呼んでいます。なお、有度山の山塊は静岡市の駿河区と清水区の間にあり、南は久能山東照宮やいちご狩りで有名ないちご海岸通り、北側にはヤマトタケルの伝説に出てくる草薙神社などがあります。）
静岡大学の脇を入ったところにある小鹿の森公園の駐車場わきから上り始め、途中の休憩所を経由して有度山中腹の展望台に至る、距離として約1キロの遊歩道です。
なお、小鹿の森公園の一番奥から登り始め、途中の休憩所で合流するルートもあります。
遊歩道は、基本的に木を模したコンクリートの棒で階段状に整備されており、よっぽどのことがない限り道を見失う心配はないでしょう。
有度山遊歩道の経路
小鹿の森公園駐車場～休憩所
比較的なだらかな登り道です。
歩き始めは竹林、その後左手に茶畑が見えてきます。
その後明るめの雑木林の中を進みます。
休憩所の近くになると、少し勾配がきつくなり、シダが茂っています。
説明版によると、登り口から休憩所まで約15分とのことですが、私は何度も登るうちに体力がついたのか、表示時間の8割くらいで到着します。
最初登り始めた頃は、ここまで何度も立ち止まって休憩をする必要があったのですが、最近ではノンストップで休憩所まで行けるようになりました（ただ、息は上がってしまいますが…）。
休憩所
駐車場から約15分登ると休憩所に到着です。
休憩所には藤棚があり、ベンチが3つほど置かれています。
運動不足の人は（私も）、かなり息が上がってしまっていると思うので、ここで一息つきましょう。
まだ途中の休憩所ですが、静岡市駿河区の海岸線の眺望を楽しむこともできます。
休憩所～展望台
休憩所まで登ってきたことを考えると、ここから展望台までは比較的短めに感じます。
ただ、ここからの道は直線に近くなり、やや単調な感じがします。
植栽が針葉樹系に変わると、ゴールの展望台は近いです。
説明版によると、展望台までの所要時間は約10分とのことです。
展望台
25分かかって、ようやく展望台に到着です。
ただ、なぜか展望台一帯はコンクリート舗装されています。
どうやら、昔アンデンという喫茶店があったようです。
ここからは静岡市駿河区一体と葵区の一部まで見渡すことができます。
眺望は、冬場はとくに悪くはないのですが、木が茂ってきてしまうと、どうしても視界が限られてしまいます。
ちょっとだけ気を利かせて展望台下の木を整理していただけたら、お散歩コースとしてもっと魅力が増すのではないかなぁと思うのですが…
有度山遊歩道はここで終点です。
実は、この先も道らしきものが続いているのですが、看板には「通行禁止」の文字が。
なぜかというと、この先は自動車専用道路である日本平パークウェイに突き当たってしまうのです。
不用意に自動車専用道路に出てしまうと思わぬ事故の元。注意しましょうね。
休憩所～小鹿の森公園
展望台と休憩所の間は一本道ですが、休憩所からは道が2つのルートに分かれます。
私は普段、下山の際はもう一つの小鹿の森公園の奥に降りるルートを使うことが多いです。
ただ、こちらのルートは最初に紹介したルートより新しく作られた道だと思われます（小鹿の森公園を整備した時でしょうか？）。
そのため、自然の地形に対してちょっとムリして作っているなぁという印象があります。
階段の段差も大きく、こちらから登るのはかなりしんどいだろうなぁと、いつも思います。
階段の脇から土が流れ出してしまい、コンクリートの棒だけが突出している部分があるので、注意が必要です。
また、道が濡れているような時は滑りやすくて危険なので注意しましょう。
この道を下ると、小鹿の森公園の一番奥に出ます。
小鹿の森公園にはトイレや水飲み場、東屋や遊具も揃っています。
ほっと一息つけるところです。
途中の休憩時間も含めて約50分の運動!!
どれだけの効果があるのかよく分かりませんが、続けていると確かに体力がついてきた気がします。
気軽にできるなんちゃって山登りとして、お近くの方いかがでしょうか？
交通・駐車場情報
基本的に交通手段は自家用車になります。
静岡大学の脇にあたるので、静大から歩くこともできますが、公園の入り口まで少し寂しい道が続きます。
ただ、看板はしっかり出ていますので、それを信じて進んでください（笑）
駐車場は無料。
20台ほどの整備された駐車スペースがあります。